水槽の水質チェックに使える格安pH測定器/校正方法解説して実際に使ってみた。

格安pH測定器

 ミジンコ飼育において現在餌にクロレラを用いているが濃度が高すぎるとアルカリ性によってしまい、中性が好ましいタマミジンコが死滅してしまう。

そこで今回

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を購入してみた。詳しい値段は表記しないがph測定器の中では、かなりの格安である。気になるのは本当に使用できるかで安かろう悪かろうでは困ってしまうので開封から、校正、実際に使用するまで記事にまとめてみた。

[AQULA] ph測定器 開封

pH測定器本体

・pH4.01/pH6.86/pH9.18校正剤それぞれ1個ずつ

・説明書(保証書付き)

pH測定器 校正方法

①250mlの水道水を用意した容器に入れ、それぞれにpH6.86、pH9.18、pH4.01の校正剤を溶かす。

 ※本当は、精製水を用意していたが500mlしか用意できなかったため諦めた。

②まずは水道水で電極部分を軽くすすいでから、6.86の校正剤を入れてCALボタンを5~10秒ほど長押しする。6.86の数字が点滅したら5秒間まち校正完了。※私がやってみた結果5~10秒間押すというより表示が点滅するまで押し続けるといったほうがちかく感じた。

③pH9.18、pH4.01も②と同様に繰り返す。

 実は、説明書は入っていたのだが商品が到着してしばらくして購入した会社から説明書に不備があったとのことでメールが届いていた。校正剤の順番が間違っていたのだろうと思う。もちろん上記の校正方法はメールに表記されている正しい手順で行った。

実際に測定してみた

 水道水 pH7.65

クロレラ水 pH7.86

重曹 ph8.29

光合成細菌 pH5.90

最後に

 今回はいつもタマミジンコの餌として使用している生クロレラのpHを測定するため格安のpH測定法を購入してみた。実際に測定してみた結果水道水は、中性を示し、重曹はpH8付近を示したことからある程度の信ぴょう性はあると個人的に考えています。校正剤は1個ずつしか入っていないのでより精度を求めるのであれば別に買う必要が出てきます。

 校正頻度の目安は、厳密に計測する場合週に1回程度、ある程度の水質管理をする場合月井1~2回、おおざっぱでもいいので測れればいいという人は2~3か月に1回程度を基準に校正されてください。1点校正も可能みたいですが精度を上げたいのであれば3点校正がお勧めです。

 私は、メダカや金魚などの生体を飼育していないので厳密に計測できなくてもある程度の数値が出ればいいなという軽い気持ちで格安のpH測定器を手にしてみたので本格的に水質管理をしたい方には参考にならなかったかもしれませんが興味のあることを片っ端から実験していくので素人の趣味程度でお付き合いください。

 それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。

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