「エアポンプ無し・常温」ブラインシュリンプを5種類の餌で飼育してみた・失敗談

メダカとアベニパファーの餌として孵化

 もともとメダカの稚魚とアベニパファーの餌としてブラインシュリンプを孵化させていましたが、ブラインシュリンプ自体を飼育すると約1か月後には、幼体から成体となり産卵することで増やすことができるという情報が購入したブラインシュリンプの説明書に書いてありました。

 産卵させて増やすといっても餌分を供給するにはさすがに手間がかかるのであくまで観賞用として飼育してみたいと思います。

 飼育環境は、孵化時と変わらず塩分濃度2%、温度28℃前後、エアポンプで酸素を供給しようと思ったのですが今回は、

エアポンプなし+常温でも飼育が可能か5種類の餌を使って実験を行いたいと思います。

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目次 1 ブラインシュリンプとは?2 ブラインシュリンの入手方法3 使用したブラインシュリンプ2種4 孵化方法2選4.1…

ブラインシュリンプ飼育実験条件

使用したブラインシュリンプ

下記が今回行ったブラインシュリンプの実験概要になります。

エアポンプなし
実験期間約2週間
温度約24℃前後
水量約800ml
塩分濃度約2%
使用した餌・テトラミンベビー
・パン酵母
・ミドリムシ
・きなこ
・プレコの餌

結論 テトラミンベビーとミドリムシが2週間後死滅

 もっとも飼育期間が長かったのはテトラミンベビーとミドリムシを餌にしたケースで約2週間だった。

他の3種類の餌は1週間ももたず死滅、テトラミンベビーとミドリムシは2週間たつ数日前に死滅してしまいました。

使用した餌5種

①テトラミンベビー

②パン酵母(ドライイースト)

③ミドリムシ

④きなこ

⑤ひかりクレスト プレコ

ブラインシュリンプの実験手順

①ブラインシュリンプを飼育するうえで基本の塩を用意します。伯方の塩でも孵化させることはできますが今回はテトラ社のマリンソルトプロを使用しました。

②2Lペットボトルに40gのマリンソルトプロを投入し総量が2Lになるよう水道水を注ぎ2%濃度の塩水を作りました。

 ※厳密には2%にはならないのですが塩を入れた後、計らなくてもキャップ下まで注げば約2%の塩水を作ることができます。そこまできっちり計らなくても孵化しないことはありませんので大体で大丈夫です。

③100円ショップで購入してきた飼育ケースに②で作った塩水をそれぞれ800mlずつ入れた。

④塩水を入れた後、5種類の餌(テトラミンベビー、パン酵母、ミドリムシ、きな粉、ひかりクレストプレコ)を投入した。テトラミンベビー、パン酵母、きな粉は表面に薄く広がる程度、ミドリムシは薄く緑色になる程度、プレコの餌は1粒入れた。

⑤あらかじめ孵化させておいたブラインシュリンプ1ml(数十匹程度)をそれぞれの容器に入れた。

実験結果 テトラミンベビーとミドリムシで約2週間生存

1週間後きな粉、パン酵母、ひかりクレストプレコが全滅し、2週間後テトラミンベビーとミドリムシが死滅した。

1週間後

テトラミンベビー 生存

ミドリムシ 生存

きな粉 死滅

ひかりクレストプレコ 死滅

パン酵母 死滅

2週間後

テトラミンベビー・ミドリムシ 死滅

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次回の実験に向けての改善点

餌には、テトラミンベビーとミドリムシを使用しエアポンプ有での実験を行いたい。
水質を安定できるよう水量を増やして実験を行いたい。
ヒーターを用いて水温を25℃前後で調整したい。
 

 今回の実験では、常温+エアポンプなしという無謀な挑戦ではあったが約2週間飼育することができた。しかし成体に移行し産卵・繁殖を行うまで約1か月を要するため温度、溶存酸素量、水量を変更して新たな実験を行いたいと考えています。その際はぜひご覧ください。

 それでは最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。次回の記事でお会いしましょう。さようなら!

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