目的
それぞれの水量ごとの個体数と耐久卵数を測定しタマミジンコの繁殖に最適な水量を検討することを目的とした。
実験方法
餌は生クロレラのほうが繁殖力は高いが、コスト面から金魚の餌を使用した。
金魚の餌を使用したタマミジンコの繁殖実験を行っていますので下記の記事を参考にしてみてください。生クロレラを使用したタマミジンコの繁殖実験は下記の記事にて行っているのでぜひご覧ください。
結果
個体数と耐久卵の増減
6日目までは、変化がなかったが
8日目より水量の少ないもののほうが個体数が減少していった。
8日目より水量の少ないもののほうが耐久卵数が増加していった。
上記のグラフでは100匹を条件としたグラフいなっているが、測定は100以上でも行っており結論としては
であると考えられます。しかしながら実験がしやすいように金魚の餌で行いましたので生クロレラを使用した場合ではもっと密度を上げた飼育が可能です。
考察
水量は多いほうが安定し個体数を伸ばす目的であれば有効である。しかし保存がきく耐久卵を採取する目的であればあえて水量を少なくし、環境を悪化させることで耐久卵採取に有効である。