ゾウリムシ培養に使用できる餌
・生茶
500ml中、生茶150mlと200mlが最も繁殖した。
目次 1 ゾウリムシの生茶培養/結論2 ゾウリムシを培養できる餌3 必要なもの4 実験方法5 結果6 考察 ゾウリムシの…
・米のとぎ汁
最もコスパよく増殖したのはペットボトル500ml中、米のとぎ汁50mlと100mlでした。
・エビオス錠/強力わかもと
ペットボトル500ml中に錠剤1粒を目安に入れ定期的に振る。
目次 1 結論2 目的3 方法4 結果 結論 最も増殖したのは、室内明所・室内暗所だった。 目的 これまでゾウリムシの…
・グリーンウォーター
ペットボトル500ml中に300mlの水道水とグリーンウォーター200ml入れる。
・PSB
水400mlに対して光合成細菌40mlが最も増殖した。
・お茶(麦茶、青汁、粉末抹茶、緑茶、玄米茶、黒ウーロン茶など)
粉末は0.5g程度その他のパックに入っているものは、薄く茶色や緑色に染まる程度入れる。
目次 1 これまで行ったゾウリムシ培養実験2 実験に使用したお茶6種(100円ショップのダイソーで購入)2.0.1 ①麦…
実験目的 ドライイースト何gでゾウリムシは培養するか?
上記の餌をこれまで使用してゾウリムシを培養してきたわけですが、新たにゾウリムシの餌になりそうな餌を見つけましたのでドライイーストを何g入れればゾウリムシが最も培養できるか実験を行っていこうと思います。
入れるドライイーストの量 | 0.1g、0.2g、0.3g、0.4g、0.5g |
実験期間 | 6日間(実験開始日を1日目として) |
使用したドライイースト(イースト菌)
名称 | ドライイースト |
内容量 | 50g(50g×1袋) |
原産国 | フランス |
販売者 | 日清フーズ株式会社 |
結論 ゾウリムシを培養させるのに最適なイースト菌量は0.2g~0.5g
ゾウリムシがもっとも培養したイースト菌量は0.2g~0.5gだった。
実験方法 ドライイースト何g入れるかの手順
①ドライイーストを0.1g、0.2g、0.3g、0.4g、0.5gはかり、それぞれの量を個別にしておく。
②500mlペットボトルを5本用意し①で計ったドライーストをそれぞれの容器に入れた。
③水道水をそれぞれのペットボトルに約500mlいれゾウリムシ培養液を作製した。
④種となるゾウリムシを用意します。今回は、それぞれのペットボトルに30mlづつ入れました。私は初めに買ったゾウリムシを死滅させず培養し続けていましたので購入しませんでしたが、手元にない方はただで譲ってもらうか安いのでネットなどで購入されてみてください。1000円もしませんしミジンコやメダカの針子に餌として使用できますので初期投資だと思えば安いと思います。
⑤屋外の日が当たらない物置の中に6日間放置し培養しました。培養結果に関しては下記の表のように◎、〇、△、×の4段階で判断しました。
※屋外でも屋内でもどちらでもいいですが直射日光が当たらない日陰がおすすめです。
◎ | 培養の餌として十分使えるレベル |
〇 | 増えてはいるが繁殖スピードが遅いまたは繁殖しにくい |
△ | 死滅していないが繁殖スピードが遅いまたは繁殖しにくい |
× | 死滅している |
実験結果 イースト菌0.2g~0.5gが最も繁殖
・4日目までは、0.3g~0.5gまでがもっとも増殖していたが最終日の6日目には、0.2g~0.5gまでがもっとも増殖した。短期的に増やすには0.3g入れればいいが増殖させるのが急ぎではない場合は、0.2g入れた方がコスト削減になる。
・0.1gの差は小さく毎回分量を量るのはさすがに面倒。目分量で入れる際は培養液が薄く濁るぐらいになるのを目安にすると大量に培養するとき役立つ。最初の数回は、分量を量って慣れてくれば目分量に変えていく方法をとるのもいいかもしれない。
イースト菌の量/実験日数 | 4日目 | 6日目 |
0.1g | 〇 | 〇 |
0.2g | 〇 | ◎ |
0.3g | ◎ | ◎ |
0.4g | ◎ | ◎ |
0.5g | ◎ | ◎ |