[明るい場所と暗い場所]強力わかもとを使ったゾウリムシの培養

結論

最も増殖したのは、室内明所・室内暗所だった。

目的

 これまでゾウリムシの培養をするにあたり餌は、生茶、米のとぎ汁、グリーンウォーターなどを使ってきた。しかし分量を量るのにも手間がかかるし保存性の利かなさコスト問題などがある。

 他のブログでもよく紹介されている強力わかもとであるが、室内と室外、明所と暗所の計4種の違う場所に設置し、培養速度に違いが出るのか初日を1日目とし6日間観察した。

簡単かつ長期的に培養できるからゾウリムシの培養によく使われてるね!さらに今回の実験で室内と室外、明るに左右されず培養することができれば年中安定的にえさを供給できるよ!

方法

 ①500mlペットボトルに強力わかもとを1粒いれ、カルキ抜きした水を500mlになるまで注いだ。

 ② ①のペットボトルを室内明所・室内暗所・室外明所・室内明所の4か所に置き6日間増殖の違いを観察した。

 室内明所               室内暗所

 室外明所               室外暗所

結果

 最もゾウリムシが増殖したのは、室内明所と室内暗所だった

次いで増殖がうまくいったのは、室外暗所で室外明所は全滅だった。

 実験日は7月の夏頃で気温も高く、直射日光が差し込む室外と室内とでの結果の差が顕著に表れた。また室外暗所では、増殖したものの室内の暗所、明所と比べると増殖スピードに遅れが見られた。

 ゾウリムシには、室外である必要も日光がいる必要もないと分かったので年中室内で増殖が可能であり、餌を安定的に供給できることが確認できた。

 しかし大量に培養する際、置くスペースを考えると室外での飼育も考えられその点における課題点は、

最も繁殖する温度は何度か?また繁殖可能な温度帯は?という問題点である。

次回のゾウリムシの培養においては、温度帯を変えて増殖スピードの変化を観察していきたいと思います。 

それでは、最後まで記事を見ていただいてありがとうございました。ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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