はじめに
タマミジンコの繁殖において餌とし非常に優秀なグリーンウォーターですが、金魚や熱帯魚などの生体を飼育していない方は、初めの種水を用意するのが難しくグリーンウォーター作成まで時間がかかってしまいます。
そこで一般的にグリーンウォーター作成に用いられるのがハイポネックスです。
水道水にこのハイポネックスをいれ日の当たるところに放置するか、室内であればエアポンプで空気を入れながらLEDや蛍光灯で光を当てることで作成可能です。
しかし私は今まで経験則でアバウトな量を入れていました。
今後のコスト面や大量培養することを考えるとグリーンウォーター作成に最適なハイポネックス量を調べておくことは決して損ではないと考えました。
結果から言うと改善点だらけの実験となってしまいましたが、得られた成果もあったのでぜひ最後まで見ていってください。
方法
①500mlのペットボトル10本を用意しハイポネックス1ml、2ml、3ml、4ml、5ml、6ml、7ml、8ml、9ml、10mlをそれぞれのペットボトルに入れました。
②グリーンウォーターの種水100mlをそれぞれのペットボトルに入れ、全体の数量が400mlになるようカルキ抜きした水を注ぎました。
③エアポンプで空気を送りつつLEDで24時間光を当て続け数日おきに観察した。
※LED (60形 昼光色 広配光 全光束 760lm)
結果
色だけを見るに
ハイポネックス量5ml、6mlが最も緑色
になっていた。
1mlは、全体に緑色が循環していたがグリーンウォーターといえるほどの緑いろではなく物足りなさを感じた。10mlに関しては、ハイポネックス量が多かったのかハイポネックスすべてを活用して緑色になるまで至らず青色が目立った。
3日後
7日後
考察
結論としては、5ml、6ml当たりのハイポネックス量でいいと結論を出してみてはみたものの、今回の改善点としてエアポンプでのペットボトル内の循環がうまくいなかった。
これは、エアストーンを使用せず、エアチューブをそのままペットボトルの中に突っ込むというだいぶ雑な実験装置を作ってしまったことにあると考えています。
グリーンウォーター作成に詳しい方ならわかっている方も多いとは思いますが屋外に桶を置き、水道水と適当なハイポネックス量を入れていた私では、屋内でのグリーンウォーター作成についての知識が乏しすぎました。エアストーンも買ったことですし今後改善していきたいと思います。
もし、この記事を見られて改善点や家ではこうしてるようといったご意見などあればぜひお気軽にコメントお願いいたします。
グリーンウォーター作成において必須といっても過言ではありません。
メダカ飼育やミジンコ培養をする方は、持っておいて損はありませんのでぜひ購入してみてください。
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